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痴娯の家

出雲の白天神

2016年10月号

月刊「痴娯の家」

雨や雷をつかさどる農業神としての天神、学問の神様としての天神、

天神は郷土玩具のなかでも、最も人気のあるテーマの一つです。

◆  ◆  ◆

この天神様は島根県出雲市の土人形です。

この地方では、3月の桃の節句に男児は、天神を雛壇に飾る風習があります。

これを雛天神とよびます。

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白天神は、江戸時代の寛政年間(1789−1801)から作られたといわれています。

白い装束、白い艶出しの顔なので、この呼称がつけられました。

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胡粉で地塗りしたものに、何回に磨きをかけ艶をだしました。

台座は下から黒台、島台、毛氈台でしたが、今では簡素化されています。

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気品と風格を備えた立派な天神さまです。

紋は東日本では概ね「梅鉢紋」ですが、中国地方では、「三蓋松」が多いようです。