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痴娯の家

大森の麦藁細工

2015年11月号

月刊「痴娯の家」

東京都大田区大森付近で、江戸時代中頃から作られたみやげ物玩具です。

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麦藁を材料にして、これを赤、青、緑などに染めて細工したものです。

種類は箱物(張り細工)と編み物(編み細工)あり、写真は編み細工のでんでん太鼓です。

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虎、蛙、くも、うさぎ、すずめなどの動物類、

箪笥、下駄、宝船、刀、振槌、纏などさまざまです。

江戸時代中頃以降、東海道筋の名産として、行き来する旅人に親しまれました。

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十返舎一九の東海道中膝栗毛にも、大森ではこの細工物を商う店が、

軒をならべている、と書きしるしています。

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諸国へ帰る人々の江戸土産は、大森細工、

大森の海苔と江戸千代紙が人気だったといわれています。

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