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痴娯の家

鶴岡のいづめこ人形

2015年8月号

月刊「痴娯の家」

山形県鶴岡市の郷土玩具です。布団に包まれた幼児が藁籠にはいっています。

「いづめ」とは、藁で作った籠のこと、「こ」は幼児のことです。

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いづめこは育児用の籠が転化したものです。

日本海側の農家では、子どもをこれに入れて、温かく育てていました。

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これは元来、冬季のご飯の保温用でした。

呼び名も地方によって「えじこ」「いづこ」ともいわれてます。

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大正の頃は、ドングリの殻に頭だけ入れた、小さなものが考案されました。

昭和のはじめ頃今のような形となったということです。

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子育てのお守りとして、出産祝いの贈り物として、大事にされています。

かっての東北地方の風俗を、今に伝える貴重な民俗資料です。

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