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痴娯の家

吉良の赤馬

2014年10月号

月刊「痴娯の家」

愛知県西尾市の練り物玩具である、吉良の赤馬は4センチほどの小さな馬です。

全体が黒味のある紅色に塗られています。

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耳は竹串をさし、鼻と四肢の先を群青で彩色してあります。

目、たてがみ、尾と鞍の間は濃墨が塗られています。

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忠臣蔵のもう一方の主人公、吉良義央が乗った馬を模しています。

江戸時代元禄の頃、三河国吉良の領主であった彼は、領内の産業振興に意をそそぎました。

常に赤馬(名馬ではない)領内を巡察しました。領民に慕われた名君だったのです。

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初めは木製でしたが、後に練り物になました。

かっては岡崎辺りまで販路がありましたが、明治末に一時廃絶しました。

昭和に入ってから復活し、吉良町の吉良氏の菩提寺華蔵寺で売られています。

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