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痴娯の家

江戸字凧

2014年5月号

月刊「痴娯の家」

龍の字をはじめとした字凧は江戸文化の伝統凧です。

江戸の人々は元来文字遊びか好きでした。

◆  ◆  ◆

商家ののれん文字から提灯文字、看板文字、半纏文字、相撲文字、

寄席文字、歌舞伎の勘亭流文字まで、レタリングに洒落と遊びをこめました。

◆ ◆ ◆

天保改革でぜいたくな凧絵が禁止となりました。

それならというので江戸っ子が考えだしたのが、字凧だとの説があります。

◆ ◆ ◆

それ以前の天明のころにも、多少はありましたが、大流行したのは天保以後になります。

この字凧が粋を好む江戸の人々の遊びといわれるのは、字画の多いものほど、喜ばれたからです。

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龍、纏、魁、嵐、蘭、鯉、勢、鷲、鷹など、近くで見ると判読に困りますが、

大空高く揚がると読みやすくなるというのが、ねらいです。