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痴娯の家

野沢の鳩車

2013年10月号

月刊「痴娯の家」

長野県下高井郡野沢温泉村のあけび細工の土産物です。

同温泉付近に自生するあけびの蔓を使った民芸品で、

江戸時代の中頃から始まったといわれています。

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最初は菅笠の台や土瓶の敷物を作っていました。

後に鳩車、唐人笛、乳母車、蛙、鼠等も製作されるようになりました。

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なかでも鳩車が優れていました。

この温泉街には麻釜(おがま)と呼ばれる摂氏90度の熱湯が湧き出す源泉があります。

この源泉につけたあけびの皮を剥ぐと白い蔓になります。白いあけびの蔓はここだけの特産です。

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このように工夫して作った加工品でしたが、当初はあまり売れませんでした。

そこで善光寺鳩車と名づけたところ、よく売れるようになったということです。

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