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痴娯の家

堤土人形 扇持ち女

2012年11月号

月刊「痴娯の家」

高価な衣裳人形を望みえなかった人々、それに模した人形を土で作りました。

一番古いものは、京都の伏見の土人形といわれています。

◆ ◆ ◆

全国に広まったこの土人形の影響をうけて、製作された各地の土人形は、

やがて都の模倣から脱してその土地の風土や人情を映して、独自の美を表現していきました。

仙台の堤土人形はその代表的なものです。

◆ ◆ ◆

秋田の八橋(やばせ)、岩手の花巻、山形の相良等とならんで、

東北地方を代表する堤土人形は、種類の多いことでも有名です。

宝船、牛乗り天神、座り天神、堂内天神、三番そう、敦盛、和藤内、小野川、

谷風、鯉担ぎ、熊乗り金時、汐汲み、唐子、花笠踊り、虚無僧、花魁等など。

◆ ◆ ◆

江戸時代中期、松山焼き、仙台焼き、お雛っ子と呼ばれていたこの土人形が、

堤土人形といわれるようになったのは、昭和になってからのことです。