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痴娯の家

三春張り子 女暫(おんなしばらく)

2012年10月号

月刊「痴娯の家」

三春張り子は福島県郡山市郊外の高柴で作られています。

旧藩時代は三春藩領で、藩主秋田氏が農閑期の副業奨励のため、

参勤交代の下番のさい、江戸の人形師を招聘し、

この地で農民にその技法を習得させたのが始まりといわれています。

◆ ◆ ◆

江戸時代後半に最盛期を迎え、全国にその名を知られるようになりました。

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張り子の種類は歌舞伎や浮世絵題材の物が多く、

当時の江戸錦絵や伏見人形、堤人形の影響も大きかったといわれています。

作品には春駒、子連れ、子曳き、座り女、天神、象乗り唐児、三番叟、関羽等多彩です。

◆ ◆ ◆

ちなみに題名の「しばらく」とは、歌舞伎の市川団十郎の十八番、{暫}で

鎌倉権五郎景政が、しばらく、しばらくと言って時間を止めるときのセリフです。