こけしは東北地方の温泉場の湯治みやげとして生まれました。吾妻連峰、蔵王連峰、栗駒山系で作られた伝統こけしは、不思議なことにこれ以外の地方ではまったく見られません。
このロクロ挽きの郷土人形が登場したのは江戸時代半ば以後といわれています。木地師の人々が作りました。伝統こけしはその製作技法、描彩、形態の特徴から、土湯、弥治郎、遠刈田、鳴子、作並、蔵王高湯、肘折、木地山、南部、津軽の十系統があります。