大阪の玩具は商都らしく商売繁盛を願う縁起物が多いです。現世利益の信仰にまつわって生まれた住吉大社の土人形は、江戸時代から人気の授与品として受け継がれてきました。
海神である住吉神のもう一面は農耕神であり、庚申信仰も盛んです。
手捻りの猿一匹ずつ組み合わせたこの組み猿は千匹猿、二匹は喜々猿、七匹は日和見猿、五十匹までを組み猿といいます。伏見土人形の流れをくんでいますが、住吉のそれは総じて小粒です。